ライフステージについて

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成人期における各領域での目標と学習内容についてご紹介します。

各領域での目標と学習内容

領域ごとの目標と学習内容についてご紹介します。

安全の目標と学習内容

目標1 日常および社会生活の中で利用する商品の安全性に関する情報を集めることにより、安全な商品を選んで使うことが出来る。
学習内容
  • ・ メーカーや業界団体等が提供している商品の安全性に関する情報の収集方法を知り、安全な商品の選び方や適切な使用方法を理解する。
  • ・ 生活の中で使用する製品について、使用前に取扱説明書等を読むことの必要性を理解する。
  • ・ SGマーク、PSEマーク等、製品の安全性を示すマークや表示について理解する。
  • ・ 食品表示の見方、アレルギー物質等、食品に関する情報について理解する。
目標2 商品の欠陥等で事故・危害にあったときに、被害救済の制度・機関を活用出来る。
学習内容
  • ・ メーカー等が設置している商品事故等に対応する窓口の利用方法を理解する。
  • ・ 安全性に問題がある製品や食品等により被害を受けた場合に、消費生活センター等にあるADR(裁判外紛争解決機関)を利用する方法があることを理解する。
  • ・ 商品の欠陥等で事故・危害にあったときに、必要に応じて弁護士等の法律の専門家に相談し、被害の救済を求める方法を理解する。
目標3 安全な商品が提供されるように社会に働きかけていくことができる。
学習内容
  • ・ 製品や食品の安全が脅かされることによる社会的影響の大きさと消費者行動の重要性について理解する。
  • ・ 自治体や消費者団体、地域のNPO等が実施している安全に関する取り組みについて学び、興味がある活動に参加しようとする意識を身につける。

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契約・取引の目標と学習内容

目標1 自己の必要性や所得を考慮し、選択肢の費用と効果を検討して選択することができる。
学習内容
  • ・ 必要と欲求の違いを理解する。
  • ・ 自己の必要性や所得を中長期的に把握するための計画の立て方を身につける。
  • ・ 商品の費用対効果を把握するために用いることのできる情報源や判断基準について理解する。
  • ・ 適切な情報源や判断基準に基づき、自ら立てた計画に見合った消費行動を取る習慣を身につける。
目標2 家計の支払い能力や将来の生活を考えて、貯蓄や保険、クレジット(ローン)を適切に利用することができる。また、リスクとリターンを考慮して金融商品を選ぶことができる。
学習内容
  • ・ 家計収支の構造を知り、毎月の家計の実態を把握する方法を身につける。
  • ・ 毎月の家計や中長期的な生活設計に応じた貯蓄のあり方を考え、クレジット(ローン)の適切な利用方法を理解する。
  • ・ 年齢層に応じた危機管理のあり方を考え、保険の必要性と契約方法を理解する。
  • ・ 安全性、収益性、流動性を考慮して、計画的に金融商品を選択する習慣を身につける。
目標3 契約の意味と基本的なルールや法律・制度等(契約当事者としての権利と義務等)を理解し、契約の内容を十分確認した上で契約ができるとともに、契約したことを誠実に履行することができる。
学習内容
  • ・ 契約の概念を知り、それに伴う権利と義務について理解する。
  • ・ 民法、消費者契約法、PL法、金融商品販売法等の契約に関する法律や、自治体が定める消費者保護に関する条例について理解する。
  • ・ 契約に伴う語彙やルール、トラブル事例について知り、契約を行う際に十分に内容を確認する習慣を身につける。
  • ・ 契約により発生する社会的責任の重要性を認識し、契約事項を正しく履行する習慣を身につける。
目標4 契約・取引のトラブルが生じたときに、消費者のための法律・制度を活用したり、相談機関に相談することができるとともに、安心して契約・取引できる社会を目指し協力して必要な取り組みができる。
学習内容
  • ・ 契約・取引に伴うトラブルに巻き込まれた際、被害者救済のための法律や制度を利用して自己の安全や利益を守る方法を理解する。
  • ・ 契約・取引により不利益を被ったとき、消費生活センターなどの専門機関に相談する習慣を身につける。
  • ・ 悪質業者を排除するための地域の取り組みに、自主的に参加する習慣を身につける。

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情報の目標と学習内容

目標1 情報通信の利便性を広く日常生活のなかで理解し、情報の収集・発信、商品の購入、契約・取引などの際に情報通信を適切に活用できる。
学習内容
  • ・ 情報通信技術の発達がもたらした高度情報社会の意義と問題点について理解する。
  • ・ ホームページやブログ等を通じて、個人や組織の情報発信を適切に行う技能を身につける。
  • ・ インターネットによる商取引やインターネットバンキング等の利便性と利用上の留意点を知り、適切に利用する習慣を身につける。
目標2 個人情報の流出による被害や社会的責任を自覚し、個人情報を適切に管理するとともに、情報の収集・発信の際に起こる問題や解決方法などを理解し、自他の権利や利益に配慮して情報通信を適切に活用できる。
また、安心して情報通信が利用できるように社会に働きかけていくことができる。
学習内容
  • ・ 個人情報保護法に定められた個人情報保護の理念を知り、日常生活において個人情報を守ろうとする姿勢を身につける。
  • ・ インターネット上で個人情報を利用しようとする場合に注意すべき事項について理解する。
  • ・ 組織における個人情報の取扱に留意し、個人情報保護のために必要な組織内外のルールや手続きについて理解する。
  • ・ 個人情報に関する社会的な問題に関心を持ち、個人情報保護のために主体的に行動することの重要性について理解する。
目標3 知的財産権を守った商品を購入することにより、正規商品の提供者を支持し、不正商品を市場から排除する取り組みに協力できる。
学習内容
  • ・ 知的財産権の概念を理解し、知的財産権侵害等の問題について理解する。
  • ・ 組織内外における知的財産の存在と取扱に関する留意点を理解する。
  • ・ 日常生活やインターネット等の情報通信を利用する際に知的財産権を侵害する可能性がある事を知り、知的財産権に配慮して活用する習慣を身につける。
  • ・ 知的財産権を侵害する商品の不買に努めることの重要性を理解する。

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環境の目標と学習内容

目標1 日常および社会生活の中で利用する商品のマークや品質表示などを理解し、環境に配慮した商品を選ぶことができる。
学習内容
  • ・ エコマークやグリーンマーク等、環境に配慮した商品に付けられているマークや表示の意味を理解し、その社会的な意義を理解する。
  • ・ 購買行動の際に、環境に配慮した商品を積極的に購入することが重要であることを理解する。
  • ・ 組織における資材調達の際に、環境に配慮した商品を選択することが、組織の社会的責任として重要であることを理解する。
目標2 日常及び社会生活の中で利用する物について、使用・廃棄について適切な対処ができる。
学習内容
  • ・ 消費生活と環境との関係性を知り、商品の使用や廃棄が環境に対してどのように影響を及ぼすのかを理解する。
  • ・ 循環型社会を形成するために必要な3R(リデュース、リユース、リサイクル)の原則を知り、廃棄物を適切に分別する習慣を身につける。
  • ・ 製品を長く大切に使用する習慣を身につける。
  • ・ 省エネ料理や生ゴミの肥料化など、食生活を通じて環境保護に貢献できることを理解する。
目標3 次世代へのつながりを考慮し、環境問題に対する社会的な取り組みとしての活動に参加・協力できる。
学習内容
  • ・ 次世代の環境を守るために、消費者団体、事業者、NPO、自治体等が行っている活動について理解する。
  • ・ 地域の環境問題に関する様々な活動の意義を理解し、自らの判断のもと興味ある分野の活動に参加しようとする意識を持つ。

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