- 2017年 7月 18日 Vol.355
- ケミカルライトやスプレーで目を痛めないで!
夏祭りの露店やイベント会場などでケミカルライト(化学発光製品)が販売されています。ブレスレット型や棒状などの製品があり、軽く折り曲げることで発光します。
しかし、折り曲げたときに製品が破損して、中の液体が飛び散って目に入り、炎症を起こすなどの事故が起きています。日本中毒情報センター(※)によると、特に7月・8月に子どもの事故が発生しています。
ケミカルライトを子どもに持たせる際は、製品の注意事項をよく読み、顔から離して軽く折り曲げ、物にぶつけたり、強く折り曲げたりしないよう、言い聞かせましょう。
中の液体が目に入った場合は、こすらずにすぐに流水で15分以上洗い流してください。また、子どもが口に入れたり、かんだりしないように気を付けましょう。
また、夏は、殺虫剤や虫除け用のスプレーを使用する機会が多くなり、薬剤が顔に掛かり目を痛めてしまうなどの事故が多く起きています。スプレー型の製品は、子どもが手を触れないように保管しましょう。子どもがスプレーをひとりで使える年齢になっても、製品の注意事項をよく読み、正しい使用方法を教えましょう。
(※)公益財団法人日本中毒情報センターホームページ(受信報告 月別受信速報)
・2016年8月 化学発光製品
・2017年5月 ワンプッシュ式殺虫剤
(参考)
・独立行政法人国民生活センター相談解決のためのテストからNo.58
「折り曲げたら液体が飛び散った発光するブレスレット」
・過去の関連メール
Vol.154 ケミカルライトの中身が飛散!乱暴に扱わないで!
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