■実施主体名
(独)産業技術総合研究所 デジタルヒューマン工学研究センター 傷害予防工学研究チーム
 ■取組の経緯
1~14歳の死亡事故の原因の1位は「不慮の事故」。これは1960年代以来、まったく変わっていない。同じ事故が何度も繰り返し起き、そのたびに「このような不幸な事故を二度と繰り返してはならない」と言われながら、また同じ事故が起きる。このような状況を変えるため、平成17年度から、子どもの傷害予防の取組を開始。平成19年度からは、経済産業省の委託を受け、事故情報の収集、原因の究明と対策法の開発、社会への情報発信等を実施。
 ■取組の概要
上:身体地図情報システム 下:傷害情報検索システム ① 病院から得られた情報を基に、「性別」は「男」、「怪我の種類」は「熱傷」等の条件を入力すると、体のどの部位に怪我をすることが多いのかを調べることができる「身体地図情報システム」を公開。

② 事故に関連した物の名称、性別、年齢、事故が起きた時間等を条件にして、傷害データを調べることができる「傷害情報検索システム」を公開。

③ 子どもの身体寸法、行動特性のデータや、リスク評価手法、シミュレーション技術を整備。

④ キッズデザイン製品の開発を支援する設計支援ツールの開発。

⑤ 子どもの視点に立った新しい遊び場を創るため、遊具プロジェクトを開始。事故が起きた遊具を再現し、子どもに実際に遊んでもらい行動を観察。
 ■取組の効果・成果等
国立成育医療研究センターや長崎県大村市の医療機関などの協力の下、これまでに1万8千件以上の子どもの傷害データを収集し、①と②のシステムに活用。企業等が、これらのシステムや③のデータ・技術を活用し、製品等の開発・改良に役立てることが可能。これまでに、やけどを起こしにくい炊飯器、子どもの用の自転車ヘルメットの開発、遊戯施設のコイン返却口の安全基準の改訂、自転車の後部座席の安全基準の改訂、遊具の安全基準の改訂などで活用。
 ■リンク
[子どもの傷害予防工学カウンシル](準備中)

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