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ふくしまオーガニックフェスタ in 郡山

ふくしまオーガニックフェスタ in 郡山に参加しました。(平成25年11月23日)

(写真)ふくしまオーガニックフェスタin郡山 会場の様子

(写真)秋吉久美子さん

東北未来がんばっぺ大使
東京電力福島第一原子力発電所の事故による食品の風評被害の防止等のため、生産者による安全性確保や復興を目指した取組等を消費者の皆さんに広く知っていただく活動を行っています。
秋吉 久美子 さん
福島県いわき市で育った日本を代表する女優。東日本大震災の被災地の復興支援活動にも尽力されています。

ふくしまオーガニックフェスタ2013 in 郡山
放射能対策に取組む生産者の声を届け、消費者との顔の見える交流を図るために開催され、消費者と生産者がともに子どもたちの生命と健康を守り、地域コミュニティを大事にする食と農のあり方を一緒に考えました。60を超える屋内外のブースでは、農産物や加工品を展示販売し、最新の非破壊型の検査機器も展示されました。東京から本フェスタに参加するバスツアーが組まれ、翌日(24日)に玄米全袋検査の見学やニンジンやカブの収穫体験も行いました。
シンポジウム「放射能とくらしを考える」では秋吉大使が特別ゲストとして参加し、出展者・参加者と触れ合いました。

シンポジウム概要

(写真)関元弘さん

関 元弘さん
8年前(平成18 年)に東京・赤羽から二本松市に移り住み、有機農業をやっています。事故後は野菜以外にも綿花や地ビール、ワインを作っています。飲む物、着る物、食べる物も全部がオーガニックになるように目指して、人と環境に優しい生活を福島から提案していけば、復興に弾みがつくのではないかと考えています。

(写真)有馬克子さん

有馬 克子さん
福島県須賀川市で穀物菜食レストラン「銀河のほとり」を経営しています。食は命につながっています。命のない物を食べてばっかりでは精神も元気じゃなくなってしまう。こういう時こそちゃんとして、一人一人が努力して健康を守る必要があると思います。

(写真)藍原寛子さん

藍原 寛子さん
医療ジャーナリストとして活動しています。震災後の取材をしていて、福島県の方をはじめ、どうすれば効果的に放射線量を下げられるか、一生懸命取り組んでいることが素晴らしいと感じています。
蜂は色々な情報を巣で交換して「集合知」を作ります。福島でも生き抜く知恵として同じような取組が始まっています。今後、福島が何を考えて、何を発信するかが大事であり、皆のネットワークで世の中を良い方向に変える努力が必要だと思います。

秋吉大使
「日本人であれば勇気をもって食べよう」とか、「食べて助けよう」とか、気合ではなくて、なぜ安心なのかの根拠の説明が必要だと思います。
有機物が混じっている豊かな土だと、放射性セシウムの作物への移行が少ないそうなんですね。
(写真)ふくしまオーガニックフェスタin郡山 会場の様子その2
小池 光一さん(コーディネーター)
有機農業の畑の方が、普通の畑より野菜へのセシウム移行率が低かったんです。
秋吉大使
「耕す」ということも重要ですよね。循環型は古いと思われていますが、今となっては未来につながる新しい方法ではないかと感じています。
有馬さん
不安の払拭と言われるが、あえて不安をむしり取らず、不安に寄り添っていくことが福島では必要ではないかと思います。
古いことを見直して、自分たちのものとして、新しく創造していかないと、未来にはつながっていかないんじゃないかと感じています。

本当は原発前に戻ってゼロ。今はマイナスの状態が続いている(小池さん)

関さん
以前は東京で便利な生活をしていたので、加害者側でもあるのだなと思います。起こったことはどうしようもなくて、子どもたちの未来のために今後どうするかを考えながら有機農業に取り組んでいます。
藍原さん
報道やメディアの責任を改めて感じながら仕事をしていきたい。結論がみえない問題に対して、お互いの主張をぶつけるだけではダメで、対立より対話が必要。対話の場としてのフェスタも何年も続けていってほしい。福島がどう変わっていくのか、変わらないのか、できれば良い方向に変わっていって欲しいという願いも込めて、日本だけではなく世界に様々な情報をどんどん発信していきたいと思います。

やっぱり福島が好きだと気付いた人が多いのではないでしょうか。(有馬さん)

関さん
今日聞いた声を励みとして、循環型農業を進めていきたい。10 年ぐらいかけて、サステイナブル(持続可能)な生活が送れる農村にしたいなと思います。
藍原さん
測定数値と同時に、信頼を確保することも非常に重要だと思います。福島には地味な県民性があるが、一生懸命頑張っていることを発信し続けたい。
小池さん
これからも福島で暮らしていくと決めたからには、良い方向へ、目先の除染だけでなく、子供や孫がどう暮らしていくのか考えたいと思います。
秋吉大使
今日は、有機農業の方が自信を持って作って、測定して出品しています。ふくしまオーガニックフェスタが、先人達が行ってきたことに目を向けて、自然との共生ということを、改めて実践していこうという第一歩の日になったと思います。