【概要】平成26年版消費者白書

第1部 消費者行動・意識と消費者問題の現状

第2章 【特集2】情報通信の発達と消費者問題~ネット社会に消費者はどう向き合うか~

第1節 情報通信社会の現状

電子商取引や情報通信産業が経済的にも重要な位置付けとなってきている

電子商取引の市場規模は、2005年には約3.5兆円でしたが、2012年には約9.5兆円となり、2005年に比べて2.5倍以上の水準となりました。また、GDP(国内総生産)に占める情報通信産業の割合も増加傾向にあります。

図表2-1-5 電子商取引の市場規模は7 年で2.5倍以上に

図表2-1-6 GDPに占める情報通信産業の割合は増加傾向

スマートフォンへの移行を背景として、スマートフォン等市場やモバイルコマース市場の規模が拡大

近年、従来の携帯電話からスマートフォンへの移行が進んでおり、それとともに、スマートフォン等向けのモバイルコンテンツ市場の規模が急速に拡大しています。2011年には806億円であった市場規模は、2012年には3,717億円となり、1年間で約4.6倍の大きさに拡大しています。

図表2-1-9 スマートフォンへの移行を背景として、スマートフォン等市場やモバイルコマース市場規模が拡大

図表2-1-10 スマートフォン等向けのモバイルコンテンツ市場規模は、1 年で4.6倍に

オンラインでのカード決済など、決済手段が多様化

インターネットで商品等を購入した際の決済手段について、半数以上が1年間に「クレジットカード払い」を利用しており、その割合も2011年末に比べて増加しています。その他、代金引換やコンビニエンスストアでの支払い、銀行・郵便局の窓口・ATMでの支払い、インターネットバンキング等による支払いなど、決済手段の多様化が見られます。

図表2-1-15 インターネットで購入する際の決済方法は「クレジットカード払い」が52.6%と最も多い

通信サービスの普及に伴い、トラブルも増加傾向に

近年の情報通信技術の発達に伴い、通信サービスの普及が進むと同時に、サービスの高度化・複雑化も進展しており、これらのサービスに関する相談も増加傾向にあります。全国の消費生活センター等に寄せられた電気通信サービスに関する消費生活相談の状況を見ると、2009年度には約2.4万件でしたが、2013年度には約1.7倍の約4万件へと増加しています。

特に「インターネット接続回線」に関する相談件数の増加が目立ち、中でも高齢者の割合が増加しています。また、スマートフォン等の契約時のオプションサービスに関するトラブルが問題となっています。

図表2-2-2 通信サービスに関する相談は増加傾向

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