【概要】平成26年版消費者白書

第1部 消費者行動・意識と消費者問題の現状

第1章 【特集1】食をめぐる消費者問題 ~食への信頼の回復と安心の確保に向けて~

第1節 食品表示の適正化

食をめぐる消費者問題は繰り返し発生しており、2013年度もレストラン等の食品表示等が問題化

社会環境や家族構成、ライフスタイル等の変化に伴い、消費者の「食」に対する関心は多様化していますし、安全・安心な「食」を求める消費者の意識も高まっています。
  これまでも食に関する消費者問題はたびたび発生してきました。

図表1-1-2 2000年以降の食品をめぐる主な消費者問題

ホテル・レストラン等でメニュー表記と異なる食材を使用していたことが次々と発覚した

2013年、大手ホテル、百貨店、レストランなどにおいて、メニュー表記と異なる食材を使用していたことが次々と発覚しました。
   関係府省庁が連携し、「再発防止策の要求」、「監視指導態勢の強化(景品表示法等改正等法の制定)」、「事業者の予見可能性の向上(「メニュー・料理等の食品表示に係る景品表示法上の考え方について」の公表)」等の措置を講じました。  

図表1-1-3 食品表示問題のこれまでの経緯

食品表示等問題については再発防止を求める声が大きい

食品表示等問題への消費者の感想としては、「食品偽装は問題だが、事業者を処分することよりも今後の再発防止が重要である」との回答が40.7%と最も多くなっています。

図表1-1-6 食品表示等問題について「今後の再発防止が重要」と回答した人は40.7%

図表1-1-4 食品表示等問題に関する相談は10-11月に急増

食品表示法が成立し、分かりやすい食品表示へ

食品表示に関する制度は、食品衛生法、JAS法、健康増進法の三法律に分かれて規定され、消費者・事業者双方に分かりにくいものとなっていましたが、これらの法律の食品表示に関する規定を統合し、食品表示について包括的かつ一元的な制度を創設するための「食品表示法」が2013年6月に成立しました。本法は、2015年6月までに施行される予定です。

図表1-1-8 食品表示に関する制度

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