平成26年版消費者白書

コラム3

東北未来がんばっぺ大使の活動

東京電力福島第一原子力発電所の事故による食品の風評被害を防止するため、生産者による安全性確保や復興を目指した取組等を消費者の皆さんに広く知っていただく活動を行うことを目的として、2013年9月12日、消費者庁は女優の秋吉久美子さんを「東北未来がんぱっぺ大使」として任命しました。秋吉さんは福島県いわき市で育った日本を代表する女優であり、東日本大震災発生後、頻繁に被災地を訪れて復興支援活動に取り組んでいらっしゃいます。

大使として、同年11月に開催された「ふくしまオーガニックフェスタ2013 in 郡山」のシンポジウムに特別ゲストとして参加し、有機農業やレストランの経営者と意見交換したほか、同年12月には大津波で被災した宮城県亘理町のいちご団地を訪問し、2年ぶりに再開された栽培の様子を見学するとともに、生産者と対談を行いました。また、本年1月には宮城県産の有機農産物の信頼回復を図るために行われた女性同士の交流会に参加し、生産者・消費者双方と交流を行いました。

2014年度においても引き続き東北各地で精力的な活動をされる予定の秋吉さんよりメッセージを頂きました。

秋吉 久美子さん

生産者の皆さんは今、原発事故で失われた信頼の回復のために大変な努力をなさっています。私は、福島が故郷だからというだけではなく、日本中の皆さんが被災地を応援することが大切だと考え、そのために「被災地のいま」を伝えたくて大使をお引き受けいたしました。これまでの活動で現地の方たちと直接顔を合わせ、言葉を交わすことで、生産者の方々が今も努力を続けていらっしゃることを改めて理解しました。前向きに取り組んでいる方々のお心をきちんと承って、これからも何かチャンスがあるごとにたくさんの方々に伝えていきたいと思っています。

被災地の農林水産物は放射性物質の検査を受けており、基準値を下回っているもののみが出荷されています。

消費者の皆さんには商品を選ぶ権利がありますが、ぜひ生産者の方々の努力を知っていただき、産地はもちろんのこと、数値(検査結果)を踏まえて選んでいただきたいです。そのためには、私たち一人一人が消費者として日頃から情報を収集したり、勉強することが大切だと思います。

日本中で東北の農家の方々を支えていきましょう。

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