文字サイズ
標準
メニュー

記者会見要旨
(平成29年2月20日(月)11:59~12:06 於:消費者庁6階記者会見室)

1.発言要旨

宇賀委員長

本日の調査委員会では、体育館の床から剝離した床板による負傷事故の事案について審議を行いました。報告書の素案について事務局から説明を受けまして、再発防止策及び意見の方向性などについての議論を行いました。今後は、報告書の取りまとめに向けてさらに内容を精査していくこととしております。
その他、これまでに寄せられました申出案件に関しまして、情報収集した結果について審議いたしました。
続いて、部会の動きについて、持丸委員長代理から説明をしていただきます。

持丸委員長代理

持丸です。
今月開催した部会の議論を紹介します。
製品等事故調査部会では、家庭用コージェネレーションシステムから生じる運転音、振動により不眠等の健康障害が発生したとされる事案というものについて、聴取りやアンケート調査の分析が進んでおりますので、それを事務局から説明を受けた上で、議論を行ったということでございます。
私が部会長を務めますサービス等事故調査部会では、本日の委員会で議論いたしました体育館の床から剝離した床板による負傷事故という事案について、報告書の素案の特に再発防止であるとか意見をどのような方向で出していくかというあたりについて議論を行いました。
以上です。

2.質疑応答

NHKの阿部です。お願いします。
今の体育館の床の事故なのですけれども、たしか去年の秋ぐらいにめどを伺ったときには、1年ぐらいはというお話があったと思うのですけれども、今日、素案で再発防止も話し合われているということで、もう少し早く、夏ぐらいまでとか、それぐらいの見当になるのでしょうか。
持丸委員長代理

明確には相変わらず申し上げられないのですが、私はそれぐらいを期待して進めております。
まだ、いろいろな要因が絡んでいて、誰に対してどういうメッセージを出すのが最も効果的であるのかということと、それから既設、既にある体育館とか、既にある管理をしていらっしゃるところに対してどうするのか、新設はどうするのかということで、随分対処の仕方が異なるのではないかという話になっていますので、その辺を今、整理しているところでございます。

事務局

すみません。1個だけ言うのを忘れていました。
染毛剤の包装容器への注意喚起の紹介なのですけれども、27年10月に意見具申を行った毛染めの皮膚障害の事案ですが、関係機関に再発防止策を実現していただいた例がありますので、御紹介します。
重要な情報を製品の正面となるところに表示するということの周知徹底を求めたところ、パッチテストを行う必要があるという注意書きを、今、そこにあるのですけれども、前面に表示して流通し始めているので、こういうことがありましたということを御紹介させていただきます。

共同通信の平田です。
その前面に出して流通しているというのは、何社のどのくらいというのは分かるのですか。
事務局

ちょっと分からないです。調べてみますが、おそらく分からないと思うのですけれども、一応担当者に確認します。ただ、たまたまちょっと見つけただけだと思うのですね。

確認ができた範囲で。
持丸委員長代理

これは前回から報告があったわけではないの。

事務局

違いますよね。

事務局

今、担当のほうで確認しておりますのは、花王とかホーユーとか、染毛剤を出しているメーカーが、各社、これからどんどんパッケージを切り替えていくと聞いております。今、店頭で事務局で確認をいたしましたのは、花王さんのものですね。今、ちょうど化粧品類の製品が在庫を切り替えていく時期と業界からは聞いておりまして、どんどんこれから切り替えが進んでいくと承知しております。

今の毛染めの件で、前向きに対応が進むのはいいことだと思うのですけれども、正直、何かこれで十分なのかなという率直な感想を持ってしまったのですが、いかがでしょうか。どのようなことが起き得るのかというのを、もっと分かりやすく伝えることが必要だというような意見だったと思うのですけれども、これはどうなのでしょう。
持丸委員長代理

もちろん十分ではないのですが、そもそもが、一生懸命普通に発信しても、いつも言っておりますけれども、受け止めにくい方々というのがいらっしゃって、その方々にどうやってリスクを周知していくのかというのが、特にこういう何というのでしょうね。根元で直すのではなくて、ユーザーの使い方で直してもらうというのはすごく大事なことだと思っています。
一つは、とにかく使われる方に全部情報がいくのはパッケージですから、それが直ったのは非常に効果が大きいと思うのですが、おっしゃるとおり、そこから先のところでさらにリスク感をどうやって上げていくのかというあたりは、引き続き何かアクションを考えていく必要があるかなとは思っています。