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記者会見要旨
(平成28年6月17日(金)17:30~17:39 於)消費者庁6階記者会見室)

1.発言要旨

畑村委員長

まず、大変長いことお待たせして、すみませんでした。
本日の委員会では、3件の事案について議論しました。ハンドル型電動車椅子、エレベーター、新規案件の候補の3つです。
第1に、ハンドル型電動車椅子の事案については、報告書の素案について事務局から説明を受け、意見の内容を中心に議論しました。詰めの議論をしっかり行いながら、できるだけ速やかに公表したいと思います。
第2に、エレベーターの事案について議論しました。この審議に私は参画しないことにしているので、後ほど持丸委員長代理に説明していただきます。
第3に、軽井沢のスキーバスを含めた複数の注目すべき事案について、事務局から情報収集結果の説明があり、議論をしました。さらに情報収集を進めることになりました。
調査等の状況については、持丸委員長代理に説明していただきます。
お願いします。

持丸委員長代理

かわりまして、持丸です。
まず、今ありましたエレベーター事案について説明します。
佳境に入っているわけですが、エレベーター事案は、報告書の素案について事務局から説明を受けまして、工学部会での議論を踏まえつつ、審議した結果や報告書の素案の詳細な記述についてつくり込みを進めていくことになりました。
続きまして、今月の工学部会の議論を報告いたします。
工学部会では、このエレベーターの案件、ハンドル型電動車椅子の案件、家庭用コージェネレーションシステムの3件の事案について議論を行いました。
ハンドル型電動車椅子、エレベーターの事案については、本日の委員会の報告と同じような、その前に当たる議論を行ってまいりました。
家庭用コージェネレーションシステムは、もちろん実地の音の調査もしているのですが、それはまだ調査中で、アンケート調査の速報について経過報告を受けました。
私からは以上です。

2.質疑応答

読売新聞の岩崎でございます。
ハンドル型電動車椅子は、冒頭発言で速やかに公表するようにというお話でしたけれども、見込みとしましては、ほぼ完成に近づいていて、次回、次々回あたりで報告書を読ませていただけるという理解でよろしいでしょうか。
畑村委員長

今日とても時間がかかったのは、ずっと中身をもんでいたからです。ですから、どういう形でそれがいつ出せるのか。私から見ると、早く出したいと思うし、いいと思うけれども、そのままで出すにはクリアしなければいけない事柄がいろいろあります。それをやるのにまた時間がかかって、どれだけになるのかが分からないから、期待していますというのはそのとおりで、そうですねと言いたくなるけれども、いつ出せるのかということについて何か言うと、変なことになりそうな気がします。それしか言いようがないので、何とも歯切れが悪いけれども、しようがない。

記者 残されているものは、微調整と言ったら言葉があれかもしれませんけれども、最終調整に入っている段階ではあるということですか。
畑村委員長

本質的なところでは、ほぼ議論は終わっているというか、でき上がっていると思います。何をどう考えなければいけないかというのもあるのだけれども、2つあるように思います。
従来型で考えて安全を確保しようと思ったらやらなければいけないことはほぼ全部きっちりと記述がされていると思うけれども、もうちょっと違うことも考えなければいけないのではないかという気もします。
この辺からは、委員長、私の考えで少し話をします。
日本がすごく高齢化社会に入っていくときに、その高齢者社会だからどんどんと大きくなっていったり必要になったりする事柄を、みんなできちんとその状況を共有して、そうやらないと、本当の意味の安全が図れないのではないかということを私は考えます。
みんなで議論をしていると、そういうものが少しずつ議論の中に引っかかるように出てくるような気がするのです。そういうときにはやはりこういうことをやらないといけないのではないかとか、そういう議論が今日は出てきて、とてもいい議論ができました。具体的にどんなことを考えたのかと、本当はしゃべりたいけれども、そこまでしゃべるとまたしゃべり過ぎだと叱られそうだから今はやめておくけれども、みんなで高齢化していくときに、今までどおりの安全の実現のための対策であったり、取扱いであったり、例えば、訓練であったり、教育であったり、そういうことで本当にいいのだろうかということについては、私は疑問に思うよりみんなが変わらないといけないという気がします。
電動車椅子のようなものが自分たちの生活の中に当たり前に入り込んでいて、それはいろいろな特性を持っていて、それが事故になってしまうという物の見方をどこかでしないといけなくて、乗っている人が自分1人では対処ができないときに、周りにいる人間がその人が助けを求めていることをどう知るか、知ったとしたらどういう動きをすべきか、動きをやったら本当にそのとおりにいろいろな事柄の対応ができるのかという見方を考えなければいけないと思っています。
それには、私たちは随分真剣に物を考えてみんなで考えを共有するところに行かないといけないのではないかと思います。そういう議論があちこちに少しぽつぽつと出てきた。
そういうものまで取り込んで本当にちゃんとそれをもんでいったら、先ほどから言っている、今、事例で考えているものなら、あと何箇月かでできるかもしれないけれども、私が言ったような中身まで本当に入れたものにすると、あとどれだけかかるのか。それは知らない。ごめんなさいなのだけれども、そういうことがぽつぽつ出てきているように思います。

あと、軽井沢を含めた候補の3件についてさらに情報収集をするということでしたけれども、軽井沢ともう2点は何なのかというのは、教えてはいただけないのでしたか。
事務局

3つというのはエレベーターとハンドル型の車椅子と新規案件で、新規案件は軽井沢スキーバス事故も含めていろいろとありますということです。

軽井沢以外のものはだめなのでしょうか。
事務局

そうです。まだちょっと言えない状況です。

分かりました。ありがとうございます。