記者会見要旨
(平成27年5月15日(金)16:38~16:44 於)消費者庁6階記者会見室)

1.発言要旨

畑村委員長
本日の調査委員会では、まずエスカレーターの事案について、担当の専門委員と事務局から報告書案の検討状況についての説明を受けました。コンピューターシミュレーションの記述を一般の方にも少しでも分かりやすく、充実させることができないか、まさに最後の詰めの議論を行っています。できる限り速やかに公表したいと思います。
  これをもうちょっと補足しますと、事故の記録があったものから、それで得られた画像の解析のようなことを初めのうちはやっていて、それだけだと分からないからというので、力学的なモデルを作ったシミュレーションでやることを考えてずっとやってきました。そうすると、いろいろなことが補完できて、今まで画像になかったものが、こんなことが起こった、ああだったということが、こうだったはずだというものが計算で出てくるわけで、そういう結果が出てきて、それなりの格好ができてきたのですが、シミュレーションをやった中身で分かってきてみると、起こった事故がとても特殊なもので、何かで起こったのか、それともエスカレーターそのものに、全体的にある危険リスクというものが、本当に何かの形で現れてきているものなのだろうかというふうに理解がだんだん深まってきました。そうすると条件が変わったら何になるかというところまでだんだんとやっていくうちにいろいろなものが分かってきて、エスカレーターというものをこんなふうに考えないと、似たような事故が、また別のところで起こるのではないかということを考えるようになってきています。
  随分時間が掛かっているのですが、一番初めの入り口から、今まで関わってきた中身をずっと進めてみると、エスカレーターは付き合ってやっていかないといけないすごく大事な機械だと思うのですが、そういうものに人が接するときに、どんなふうに考えていないと、どんな危なさがあるのかというのが、少しずつ分かってきたように思います。今そういうものをみんなにきちんと伝えるのに、どんなことを考えて、どう伝えたらいいかというのを懸命に検討して、議論をして、最終的な報告書にまとめていきたいとやっているところです。
  今、言っているエスカレーターの検討の次にやったのが、今日は子供による医薬品の誤飲の事案についてで、担当の専門委員から、チャイルドレジスタンス包装容器のパネル試験の結果の速報について説明を受けました。これは子供には開けにくく、年寄りには開けやすいという薬の容器の持つべきというか、持ってほしい要件とはどんなものだろうかというのを、実物のパッケージで本当に試験をして、そういう特性がきっちりと出せて、きちんとした数量化ができるといいなと考えて進めているものです。私からの話はそこまででおしまいです。

2.質疑応答

朝日新聞の重政です。
今月から担当なので、まだ詳しくよく分かっていないですけれども、エスカレーター事故の報告というのはいつ頃になりそうですか。めどは立っておりますか。
事務局
公表については、決まっておりませんけれども、丁寧に精査をして、検討した上で、できるだけ速やかに公表したいと考えております。

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