記者会見要旨
(平成26年2月21日(金)17:40~18:00 於)消費者庁6階記者会見室)

1.発言要旨

畑村委員長
本日の委員会では、エスカレーター事故やエレベーター事故について、それぞれ専門委員から調査の進捗状況や今後の調査計画について報告を受け、本日なされた議論も踏まえ、引き続き調査を進めていくことになりました。
  また、機械式立体駐車場の事故について、専門委員から調査報告書素案の検討状況について説明を受け、本日なされた議論も踏まえ、引き続き調査及び報告書素案の作成を進めていくことになりました。
  このほか、本日の会議では、申出に関わる事案について事務局から情報収集の結果が報告され、その内容を検討した結果、4件については調査を行わないことになりました。残りの案件については、引き続き事務局で情報収集を行うことになります。
  調査等の状況については、松岡委員長代理に説明していただきます。では、お願いします。
松岡委員長代理
続いて、今月開催しました工学等事故調査部会及び食品・化学・医学等事故調査部会の議論について御報告いたします。
  工学等事故調査部会では、自ら調査を実施しているエスカレーター、エレベーター及び機械式立体駐車場の3件の事故について審議を行いました。
  エスカレーター事故については、自ら調査の3つのポイントである、ハンドレールへの接触予防策の問題、ハンドレール表面と衣服の接触・持ち上がりの問題、エスカレーターから吹き抜け下への転落防止策の問題について、それぞれ進めている調査の進捗状況と今後の調査の計画について、担当専門委員から報告がありました。
  部会では、今後の検証の視点や再発防止策について意見が出され、引き続き担当専門委員を中心に調査を進めていくこととなりました。
  エレベーター事故については、自ら調査の4つのポイントであるエレベーター本体に関する問題、保守管理に関する問題、情報共有と管理体制等に関する問題、及び事故発生時の重篤化防止に関する問題について、担当専門委員からこれまで行った関係者等へのヒアリング調査の結果等の報告を受けました。
  部会では、主にエレベーターの保守点検に関する意見が出され、引き続き担当専門委員を中心に調査を進めていくこととなりました。
  機械式立体駐車場事故については、専門委員から今後の調査結果の取りまとめの方向性について説明があり、部会で審議しました。
  部会では、取りまとめの方向性や報告書への記載ぶりも含めて幅広い意見が出されました。委員の御意見を踏まえて、調査を引き続き進めるとともに調査結果を取りまとめていくこととなりました。
  もう1つの食品・化学・医学等事故調査部会では、子供による医薬品の誤飲事故について審議しました。
  子供による医薬品の誤飲事故については、テーマ選定の調査としていますが、事務局からこれまで収集した誤飲事故のデータの分析結果を始めとした調査の経過の報告があり、引き続き調査を進めることとなりました。
  以上でございます。

2.質疑応答

朝日新聞のイワナミです。立体駐車場のことについてお聞きします。取りまとめの方向性とか記載ぶりということで、かなり煮詰まった議論になっているのかなという気がするのですが、現時点でどのような方向性で、形としてはどの辺りまで、進捗度合いについてもうちょっと詳しく教えてください。
松岡委員長代理
方向性ということは、どういう形で危険防止ということで提言にするか、あるいは業界の基準を少し見直していただきたいとか、あるいはさらに突っ込めば基準、規格のようなものをJIS等へも反映させていただきたいとかというところまでいくかどうかということで、一応、材料は大分出そろっておりますし、どこに問題点があるかということもかなりはっきり分かってきた、我々としては捉えたと思いますので、それを踏まえてまとめていきたいと考えます。
追加で、今の件に関連してなのですが、国交省のこれに関しての部会との連動というのは、今のところ、いかがでしょうか。
事務局
国土交通省のほうでも検討会をやられているということで、ここについては、引き続き必要に応じて情報共有といいますか、そういったこともやりながらと思ってございます。
橋本です。今回出たのがエスカレーター、エレベーター、立体駐車場、医薬品誤飲事故とあったのですけれども、あと調査対象となさっていらっしゃるエコキュートの案件とプールの事故の案件、これについては今回の部会あるいは今日の委員会で議題には特に上らなかったのでしょうか。
松岡委員長代理
審議としましては、直近の部会では特に取り上げていないというのは、実際の事実の調査に入っておりまして、その結果がまとまったものについては、また今後、次回の部会以降でもって審議するというスケジュールになっています。
本委員会でも、特にその2つは今日は話題にはなっていないですか。
畑村委員長
中身について詳しく何かをやるということはやっていません。進行状況がこんなふうになって、こうなっているということは本委員会で話題というか報告があって話をしています。
読売新聞の崎田です。今日議論をされたエスカレーターとエレベーターも、大体いつぐらいまでにというめどは見えたのでしょうか。自ら調査をやってみて、どうでしょうか。
松岡委員長代理
まず、部会でもって報告書を審議、決定しなくてはいけないということで、めどは一応立ててはいるのですが、審議の過程で詰めなくてはいけないところが出てくる可能性もありますので、その明確なところは入れていないのですが、できるだけ早くということでやっていくことになると思います。
記者 もう1点、前回、パロマの報告書のときに、結果の公表の仕方について、ホームページだけではなくて、何らかの必要性をちょっと考えなければいけないなという話をされたかと思うのですけれども、その後、何か結果について委員会としてこんなふうに消費者に告知していくという方法は考えられたのでしょうか。
事務局
ひとまず消費者庁で主催する会議等もございますので、そういったところでお配りをしたりしていくということと、あとは私なども、講演を頼まれる機会もございますので、そういった場でもできるだけお話をしながらやっていきたいなと思っているというのが今のところです。
日経新聞の村上と申します。ちょっと委員長にお伺いしたいのですけれども、委員の任期がたしか2年と定められてございますので、委員長は今年の9月で任期ということになると思うのですけれども、任期以内に現在着手しているものは全部報告書としてまとめたいというお考えでしょうか。
畑村委員長
任期がきっちり2年だというのを意識したことが私はないから、まず、ごめんなさい。だから、こんな大変なものが本当に終わりになれるのだったらうれしいなと思う。余計なことを言って叱られるかもしれないけれども、すごくそういう感じがします。
  逆にそんなことを言うと、いつまでにどれをやらなくてはいけないかと考えているかといったら、私自身は考えていません。だけれども、中身自身をちゃんとしようとするのは、どれについてもものすごく一生懸命やっているつもりでいます。

ページ上部へ