平成25年版消費者白書

第2部 消費者政策の実施状況

第3章 経済社会の発展等の環境変化への対応

第1節 環境に配慮した消費行動と事業活動の推進

( 7 )住宅省エネラベル・建築環境総合性能評価システム(CASBEE)の普及促進

2008年のエネルギーの使用の合理化に関する法律(以下「省エネ法」という。)の改正により、省エネ法第86条において、建築物の販売又は賃貸の事業を行う者は、外壁、窓等の断熱性及び建築物に設置する建築設備におけるエネルギー利用の効率性についての性能について表示するよう、消費者への情報提供に関する努力義務が規定されており、国土交通省では省エネ関連の講習会等においてその普及促進に努めています。2012年度には、住宅の省エネルギー基準に関する講習会等(開催回数:全60回)において、住宅省エネラベル168に関する情報提供を実施しました。

また、建築環境総合性能評価システム(CASBEE169)については、その内容や開発状況等に関して、説明会やシンポジウムを開催することにより、普及の促進を図っています。現在24の地方公共団体で、CASBEEを用いた届出制度等が導入されています。

2012年度には、地方公共団体を対象に、CASBEEの最新の開発状況等について情報提供を行うとともに、建築物の不動産価値に重点をおいた「CASBEE不動産マーケット普及版」について、シンポジウムを開催し、広く情報提供を行いました。

なお、都市全体の環境性能の評価を行う「CASBEE都市」については、環境に配慮した都市の建設を進めているマレーシアでセミナーを開催し、評価方法や評価事例に関する情報提供を行いました。


168)

「住宅省エネラベル」は、省エネ法第86条の規定を実施するために告示された「住宅省エネラベル指針」に基づくものであり、住宅事業建築主は、「住宅事業建築主の判断の基準」に適合する住宅について、住宅本体への住宅省エネラベルの貼付けや刻印、広告やパンフレットへの住宅省エネラベルの印刷ができる。

169)

Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiencyの略。

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