平成25年版消費者白書

第2部 消費者政策の実施状況

第1章 消費者の権利の尊重と消費者の自立の支援

第1節 消費者の安全・安心の確保

1 .迅速・的確な情報の収集・発信の体制整備

( 5 )化学製品の危険有害性に関する情報提供

「化学品の分類および表示に関する世界調和システム」(以下「GHS96)」という。)とは、人の安全・健康及び環境の保護を目的として、全ての化学品について、危険有害性(引火性などの物理化学的危険性、発がん性などの健康有害性、環境有害性)を国際的な統一基準で分類し、共通のラベル等により、化学品を譲り渡す者から譲り受ける者に分かりやすく伝達する仕組みであり、化学品の適正な管理に役立つものです。

我が国では、化学物質排出把握管理促進法(以下「化管法」という。)、労働安全衛生法(以下「安衛法」という。)、毒物及び劇物取締法において、化学品の取引の際に、対象化学物質及びこれを含有する製品及び製剤については、その成分名等をSDS(安全データシート)に記載し、情報提供することが規定されています。

経済産業省及び厚生労働省は、GHSの導入を促進するため、2012年に化管法及び安衛法の省令等を改正しました。この改正により、化管法では対象化学物質について、安衛法では危険有害性を有する全ての化学物質について、GHSに準拠したSDSの提供及びラベル表示を行うことになりました。

経済産業省では、GHS分類作業を正確かつ効率的に実施するための手引きである「GHS分類ガイダンス」を最新の国連GHS文書第4版に対応させるため、2012年度にガイダンスの改訂を実施しました(2013年度中に公開予定)。


96)

Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals の略。

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