平成25年版消費者白書

第2部 消費者政策の実施状況

第1章 消費者の権利の尊重と消費者の自立の支援

第1節 消費者の安全・安心の確保

1 .迅速・的確な情報の収集・発信の体制整備

( 4 )子どもの事故防止のための情報発信

0歳を除く子どもの死因の第1位は不慮の事故となっており91)、長年にわたりこの傾向は変わっていません。

消費者庁では、子どもの不慮の事故を防止するための取組として、2009年12月より、「子どもを事故から守る!プロジェクト」を実施しています。

具体的には、同プロジェクトのホームページにて、全国の先進的な取組事例等を紹介しているほか、子どもの事故予防等に関する情報を提供しています。2012年10月には、「あなたのお子さんは安全?」をリニューアルし、事故が起こりやすい状況ごとに事故事例等を紹介しています92)

また、消費者庁に集約される事故情報を基にした注意喚起や事故予防の豆知識等を含む「子ども安全メールfrom消費者庁」を毎週木曜日に配信しています。2012年度においては、事故情報を踏まえ、ウォーターサーバーや電気ケトル等によるやけど防止の情報等を配信しました93)。これまで、第129号まで配信し、登録者数は2万3,593人となっています(2013年3月28日時点)。

さらに、より親しみやすい啓発活動を行っていくため、同プロジェクトのシンボルキャラクター及びテーマソングを2013年1月23日に公表するとともに94)、全国の地方公共団体等主催の子ども関連イベントに参加し、チラシ・冊子等の配布やテーマソングの披露など積極的な啓発活動を行っています。

経済産業省では、子どもの安全・安心と健やかな成長発達につながる生活環境の創出を目指したデザインである「キッズデザイン」の開発・普及を推進しています。2007年度に、キッズデザインに優れた製品や取組等を表彰する「キッズデザイン賞」が創設され、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会において運営がなされています。キッズデザイン賞の受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められます。第6回目にあたる2012年においては、企業、地方公共団体、研究機関等から合わせて377点の応募があり、そのうち249点が受賞しました。これによりキッズデザインの受賞は累計1,067件となりました。

また、子どもを安全かつ安心して生み育てられる生活環境の整備に向けて、子どもの事故予防に配慮された設計・デザインによる製品の開発を、産業界が積極的かつ持続的に推進する体制を構築し、キッズデザインによる製品市場の拡大を目指して「キッズデザイン製品開発支援事業」を実施しました。具体的には、より安全・安心な製品を開発する上で必要となる、子どもの事故情報の分析データ、子どもの身体寸法や行動特性データ等を、業種の異なる企業・業界団体等に広く提供しました。この事業で得られた成果をホームページ「キッズデザインの輪95)」において公開しています。


91)

厚生労働省「平成23年人口動態統計」による。

92)

2012年3月に、事故が起きた際の対処方法等を追加した。

93)

配信内容は参考資料を参照。

94)

一般公募を経てシンボルキャラクターとして「アブナイカモ」が採用され、消費者庁職員がテーマソング「おしえてね アブナイカモ」を制作した。

95)

URL: http://www.kd-wa-meti.com/index.html

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