平成25年版消費者白書

第2部 消費者政策の実施状況

第1章 消費者の権利の尊重と消費者の自立の支援

第1節 消費者の安全・安心の確保

3 .食の安全・安心の確保

( 7 ) 食品関係事業者のコンプライアンスの徹底促進

食品業界では、食品の偽装表示等の消費者の信頼を揺るがす不祥事が引き続き起こっており、消費者の生命・健康に直接関わる食品を取り扱う企業として許されるものではありません。このため、食品業界のコンプライアンス徹底を図る観点から、農林水産省では、食品業界が「道しるべ」として利用するための「『食品業界の信頼性向上自主行動計画』策定の 手引き~5つの基本原則~」(2008年3月 農林水産省食品の信頼確保・向上対策推進本部決定)を策定しました。これを受け、食品業界団体に対し、「信頼性向上自主行動計画」の策定とそれに基づく取組の実施を要請しました。また、各団体の会員等企業に対し、①消費者基点の明確化、②コンプライアンス意識の確立、③適切な衛生管理・品質管理の基本、④適切な衛生管理・品質管理の体制整備、⑤情報収集・伝達・開示等の取組の5つの基本原則と、基本原則ごとの取組方針及び具体的な行動を示し、それらを参考としながら実際の取組を進めることを働きかけるよう要請しました113)

また、2008年度以降、補助事業により、コンプライアンス徹底を図るための研修会を実施しています。2012年度においては、中小食品事業者の経営層、管理部門や現場部門の管理者・責任者を対象に、自社内コンプライアンスへの取組や衛生・品質管理を始めとする社内マネジメント体制の構築・運用等について解説を行う「食品事業者向けマネジメント体制構築研修会」を全国で45回開催するとともに、食品業界団体等からの要請による研修会への講師派遣を12回行いました。


113)

「食品業界の信頼性向上自主行動計画」策定の手引き~5つの基本原則~について(2008年3月農林水産省総合食料局長、消費・安全局長、生産局長、経営局長、林野庁長官、水産庁長官連名通知)

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