平成25年版消費者白書

第1部 消費者行動・意識と消費者問題の現状

第3章 消費者問題の動向

第4節 東日本大震災に関する消費生活相談

【震災関連の相談内容】

震災関連の相談を品目別に見ると、まず被災4県では、震災直後、「ガソリン」に関する相談が多く寄せられたものの、その後は、「工事・建築」「不動産貸借」に関する相談が多く寄せられています(図表3-4-2)。被災4県以外でも、震災直後、「ガソリン」に関する相談が多く寄せられました。また、2011年度は「工事・建築」に次いで「ファンド型投資商品」が多くなっていますが、これは和牛オーナー制度を運営する事業者の経営問題についての報道を受けて相談が多く寄せられたためです。さらに、被災4県以外では2012年度、「工事・建築」に関する相談が最も多いものの、「野菜」や「米」など食料品に関する相談も上位に入っており、被災4県とそれ以外の地域では震災に関する相談内容に差があることが分かります。

また、震災に関する相談のうち「放射能」に関する相談を見ると、震災直後から継続して「野菜」に関する相談が多く寄せられています(図表3-4-3)。2012年度の第3位となっている「他の行政サービス」に関する相談は、具体的には、主に自家栽培の野菜等の放射性物質の検査等に関する相談となっています。

図表3_4_2 被災4県では住宅、被災4県以外では食品に関する震災関連の相談が多い

図表3_4_3 震災関連で放射能に関する相談では「野菜」が最上位に

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