平成25年版消費者白書

第1部 消費者行動・意識と消費者問題の現状

第3章 消費者問題の動向

第3節 財産分野に関する消費者トラブル

【「出会い系サイト」に関する相談は減少しているが手口は巧妙化している】

「出会い系サイト」に関する相談も年々減少しているものの多く寄せられる相談の一つです。2012年度には2万542件の相談が寄せられました(図表3-3-9)。「出会い系サイト」の相談は誘導手口別に見ると、主に①異性、同性かかわらず、「出会い」を目的としてサイトを利用したケースの相談(出会い型)、②著名人、芸能人やそのマネジャー、その他の悩みを抱えているという人の相談等に応じることを目的としてサイトを利用したケースの相談(同情型)、③収入、金銭を得ること等を目的としてサイトを利用したケースの相談(利益誘因型)などがあります。特に、「利益誘因型」の割合が増加しており、内職や副業に関するサイト、懸賞サイト等に登録した後、「出会い系サイト」からメールが来るようになったというものが見られ、こうしたケースでは、いつの間にか「出会い系サイト」に誘導されているため、「出会い系サイト」に登録したという意識がない消費者も見られます。

また、このような「出会い系サイト」の中には、サイト業者に雇われたサクラが異性、タレント、社長、弁護士、占い師などのキャラクターになりすまして、消費者の様々な気持ちを利用し、サイトに誘導し、メール交換等の有料サービスを利用させ、その度に支払いを続けさせる手口(サクラサイト商法)が多く見られます。このように、誘導手口が巧妙になっているほか、平均既支払額も年々高額化しており、問題となっています。

図表3_3_9 「出会い系サイト」に関する相談のうち、利益誘因型の相談割合は約1/4を占める

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