平成25年版消費者白書

第1部 消費者行動・意識と消費者問題の現状

第3章 消費者問題の動向

第3節 財産分野に関する消費者トラブル

【インターネットに関する相談は増加傾向】

情報通信ツールの普及に伴って電子商取引の規模が増加する中、インターネットに関する相談が多く寄せられています。PIO-NETに収集された「電子商取引」に関する消費生活相談は、2009年度以降大きく増加し、2012年度は17万8,899件で消費生活相談全体の約2割を占めています(図表3-3-5)。中でも近年、利用者間のつながりを構築する場等を提供している会員制のウエブサービスである「SNS」(ソーシャル・ネットワーク・サービス)に関する相談が大きく増加しています(図表3-3-6)

また、パソコン等を使ってインターネットを介して遊ぶ「オンラインゲーム」に関する相談も近年、増加傾向となっており、特に2012年度は「ガチャ」56)に関する相談が約2割を占めていますが、これは、2012年5月に消費者庁より「カード合わせ」に関する景品表示法(景品規制)上の考え方が公表されたことなどを受け、多くの相談が寄せられたものです(図表3-3-7)。さらに、平均既支払額が、2011年度は約6万円だったものの、2012年度には約13万円と大幅に高額化しており、相談が深刻化していることがうかがえます。

図表3_3_5 「電子商取引」に関する消費生活相談は2009年度以降大きく増加

図表3_3_6 「SNS」に関する相談は増加傾向

図表3_3_7 「オンラインゲーム」に関する相談は2012年度大きく増加し、平均既支払額は前年度の2倍以上


56)

「ガチャ」とは、ここでは、オンラインゲームの中で用いるキャラクターやアイテム等を供給するための仕組みをいい、PIO-NETで「オンラインゲームの電子くじ」と記載された相談を集計している。

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