平成25年版消費者白書

第1部 消費者行動・意識と消費者問題の現状

第3章 消費者問題の動向

第2節 生命・身体に関する消費者事故

( 1 )事故情報の収集


【PIO-NETに収集された2012年度の危害・危険情報は1万4,407件】

2012年度にPIO-NETに収集された消費生活相談のうち、生命・身体に関する危害・危険情報は1万4,407件あり、このうち、危害情報47)の件数が2005年度頃から増加傾向にあり、2012年度は2004年度に比べて約1.8倍増加しています(図表3-2-5)

危害情報について危害内容別に見ると、「皮膚障害」が最も多くなっています(図表3-2-6)。なお、2011年度に「皮膚障害」が3,875件と多かったのは、小麦成分を含む石鹸を使用していた方が、小麦含有食品を食べることで呼吸困難、じんましん等の食物依存性運動誘発性アレルギーを発症するという消費者事故等の発生を受けて、同種や類似の事案に関する相談が急増したためです。

続いて危険情報48)について危険内容別に見ると、2012年度は「機能故障」「発煙・火花」「異物の混入」の順に多くなっています(図表3-2-7)。「機能故障」について具体的には、普通・小型自動車等に関する相談が多く寄せられています。

図表3_2_5 PIO-NETに収集された消費生活相談のうち、危害情報は増加傾向

図表3_2_6 2012年度にPIO-NETに収集された危害情報は「皮膚障害」が最も多い

図表3_2_7 2012年度にPIO-NETに収集された危険情報は「機能故障」「発煙・火花」「異物の混入」の順に多い


47)

商品やサービス、設備等により、生命や身体に危害を受けた相談。

48)

商品やサービス、設備等により、生命や身体に危害を受けるまでには至っていないが、そのおそれのある相談。

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