平成25年版消費者白書

第1部 消費者行動・意識と消費者問題の現状

第2章 特集 高齢者の消費者トラブル

第2節 高齢者の消費者トラブルの実態

( 2 )財産分野に関する高齢者の消費者トラブル


【二次被害も高齢者で増加】

以前契約をした商品・サービスについて「解約してあげる」、「損を取り戻してあげる」などと説明し、これまでにあった被害の救済を装って被害に遭った人を勧誘し、金銭を支払わせるなどの手口による「二次被害」も、近年高齢者に目立つ被害です。この「二次被害」に関する相談の推移を見ると、総数は2009年度までは減少していましたが、2010年度には増加に転じ2011年度には約1万9,000件、2012年度には約1万6,000件となっています(図表2-2-20)。そのなかで、高齢者の割合が次第に大きくなってきています。

また、相談1件当たりの平均既支払額で見ると、高齢者の相談が65歳未満の相談を上回っていますが、特に2010年度以降高額化しており、2012年度は65歳未満が104万円であるのに対し、高齢者は245万円と大きく上回っています(図表2-2-21)

高齢者の「二次被害」は2010年度より増加傾向に

「二次被害」の平均既支払額は高齢者で2010年度より高額化


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