平成25年版消費者白書

第1部 消費者行動・意識と消費者問題の現状

第2章 特集 高齢者の消費者トラブル

第1節 高齢者を取り巻く社会経済状況

【高齢になった際の消費生活での不安で多いのは、表示や説明が見づらい、買い物や食事の用意が困難など】

消費者庁が2012年度に実施した「消費者意識基本調査」によれば、自身が高齢者になった際(すでに高齢の場合は現在)の不安として、「表示や説明等が見づらくなる」、「買い物に行くのが困難になる」、「調理や食事の用意が困難になる」について、約7割が不安である24)と回答しており、毎日のように行う消費に関わる生活行動について、高齢となって身体機能が衰えてくることによって以前と比べ難しくなることに不安を抱いていることが明らかになりました(図表2-1-10)

ただし、年代別に見ると「買い物に行くのが困難になる」、「調理や食事の用意が困難になる」について、40歳代までは年代が上がるにつれ不安である割合が大きくなっていますが、50歳代以上の実際に高齢期に近づく世代ほど不安に思う割合が小さくなる傾向が見られます。

また、「情報入手方法がインターネット等の新たな手段に移行し、情報収集が困難になる」ことについては、20歳代から60歳代にかけて、年齢層が上がるほど不安を感じています。

高齢期の消費生活において身体機能の衰えによる不安が大きい


24)

「とても不安である」「ある程度不安である」と回答した割合の合計値。

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