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岡村消費者庁長官記者会見要旨
(平成28年12月28日(水)14:00~14:13 於:中央合同庁舎第4号館6階 消費者庁記者会見室)

1.発言要旨

皆様こんにちは。私から幾つかあります。まずは特定適格消費者団体の第一号認定についてでございます。
昨日、12月27日でございますが、消費者裁判手続特例法の規定に基づき、「特定非営利活動法人消費者機構日本」が、第一号の特定適格消費者団体として認定されました。
これにより、消費者裁判手続特例法に基づく被害回復の制度の担い手が誕生し、制度の実質的な運用が開始されることとなります。今後は、特定適格消費者団体の適切な活動により、消費者被害の救済が図られることが期待されます。
消費者庁としても、特定適格消費者団体と連携を取りながら、消費者裁判手続特例法の円滑な運用を図り、消費者の利益の擁護に向けて力を尽くしてまいりたいと考えております。
なお、現在、特定適格消費者団体等の活動に用いることができる基金の設立準備が、全国消費者団体連絡会を中心に進められております。消費者庁としても、このような基金が設立され、充実することは望ましいことと考えており、基金の後押しのために周知・広報に取り組んでまいりたいと考えております。
次に、「機能性表示食品制度における機能性関与成分の取扱い等に関する検討会報告書」の公表についてでございます。
機能性表示食品制度における機能性関与成分の取扱い等については、本年1月より「機能性表示食品制度における機能性関与成分の取扱い等に関する検討会」を開催しており、その議論を取りまとめた検討会の報告書が昨日12月27日付で公表されました。委員の皆様に活発にご議論いただいた結果、一部の糖質、糖類及び植物エキス等については、機能性関与成分として取扱うことが適当であるとの方向性が示されました。
今後、消費者庁において、報告書の内容に基づき、必要なガイドラインの改正作業などを進め、機能性表示食品制度を適切に運用してまいります。
今年最後の会見に当たり、私から呼び掛けをさせていただきます。年末・年始のお休みでは、ふるさとに帰省され、久しぶりにご家族とお会いになるという方も多いのではないかと思います。
その際、ご家族が消費者トラブルに遭われていないか、改めて確認してみていただけないでしょうか。
高齢者の方の消費者トラブルの中には、ご本人が被害に気付かれていない場合も多いと考えられます。新品のふとんなど、同じような商品を大量に買ったりはしていないか、通信販売のカタログやダイレクトメールなどが大量にないかなど、周りの方々が見守り、気付くことが消費者トラブルを防ぐために大切です。
また、お餅を食べる機会が多くなる正月には、高齢者のお餅の窒息事故が例年多く発生しております。かむ力や飲み込む力が弱い高齢者や子供がお餅を食べるときには、特に配慮が必要です。餅を小さく切る、良くかんで食べるよう周りの方の近くでの見守りなど、十分なご注意、ご配慮をお願いいたしたく思います。
帰省等で自宅以外に滞在することが増えるこの時期は、普段使い慣れていない暖房器具等での子供のやけどやけがにもご留意をお願いいたしたく思います。
この年末・年始に帰省された際、こうした気付きの意識を持ってご家族のことを気に掛けていただき、消費者トラブルや思わぬ事故を防ぐようお願い申し上げます。
私からは以上です。

2.質疑応答

日本テレビの杜です。
注意喚起のところで、一番最後に暖房器具のやけどの話を少しされていたと思うのですが、例えば、もう少し具体的な注意喚起がありましたらお聞かせください。

帰省等で自宅以外に滞在することが増えるこの時期は、普段使いなれていない暖房器具等での子供のやけどや、けがへのご注意を呼び掛けた次第ですが、子供は好奇心が旺盛で見たことがない製品があれば、触りたがることも考えられますので、特にご家族、周りの方のご注意が必要です。万が一やけどした場合には、すぐに流水で冷やすなど、様々な角度からのご準備・ご配意をお願いいたしたく思います。

共同通信、平田です。
成人年齢引下げの関係ですけれども、消費者委員会のワーキング・グループの方でまだ議論が続いていて、多分、このままいけば1月10日頃にワーキング・グループとしての報告書がまとまって、その後、消費者委員会本会議に上げて、その後、消費者庁に意見聴取の答申みたいなのが来ると思うのですけれども、消費者契約法の方は消費者委員会の専門調査会で引き続き議論すると思うのですけれども、特商法のところについては良く見えなくて、消費者庁として、その特商法のところも含めて法整備についての検討というのはどのようにされるのでしょうか。

特商法も含めての法整備、その他の検討につきまして、消費者委員会のご報告を頂けると理解しておりますので、その後に必要な措置について検討してまいりたいと考えております。

一応今日が今年最後の営業日になると思うのですけれども、長官は8月に来られて、4か月過ごされて、消費者行政、どのようなところに力を割き、今後、来年に向けてどのように繋げていこうとお考えかをお尋ねできれば。

大変責任の重い消費者行政だと改めて認識しております。
ただ、我々、これからも引き続き努力してまいりますので、是非、報道機関の皆様方とも建設的な意見交換をしながら、来年はより一層、様々な方面での成果を上げられるよう、頑張って、しっかり取り組んでまいりたいと思います。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

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