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岡村消費者庁長官記者会見要旨
(平成28年10月26日(水)14:00~14:20 於:中央合同庁舎第4号館6階 消費者庁記者会見室)

1.発言要旨

消費者庁が一昨日、10月24日に開催いたしました「消費者志向経営推進キックオフシンポジウム」について、ご報告申し上げます。
昨年度、消費者庁において、企業の消費者志向経営の推進に向けて検討を行い、今年4月に報告書を公表いたしました。検討会の報告書を踏まえ、今回のシンポジウムをキックオフとして、事業者団体、消費者団体、そして消費者庁を始めとする行政によって組織される消費者志向経営を推進する組織が発足いたしました。この推進組織をプラットフォームとして、消費者を大切にする経営の推進活動を展開することとなりました。
お手元に資料をお配りしております。全部でスライドの内容としては3枚あります。推進組織というところに、消費者団体、事業者団体、そして行政機関という形で、メンバーとなってくださっている団体のお名前もこちらに入れております。
そして、この推進活動の一つとして、お手元の資料では最終ページですが、一昨日から企業による消費者志向についての自主宣言とそのフォローアップ活動を開始いたしております。これは消費者志向経営に取り組むことについて、それぞれの事業者において消費者志向経営に取り組むことについての自主宣言、消費者志向自主宣言と呼んでおりますが、その宣言を行い、その後、実際に宣言、公表した内容に基づいて取組を実施していただき、フォローアップに取り組んでいただく。さらには推進組織がそういった企業の取組を消費者や社会に広く周知していくという活動でございます。
来年1月16日までに各企業からご提出いただいた宣言については、2月10日に公表を予定しております。実施方法についての詳細は、配付資料「消費者志向自主宣言・フォローアップ活動について」、または消費者庁のウェブページをご参照ください。
そして、ここにおられます皆さん方の所属しておられる企業が自主宣言してくださるのであれば大歓迎でございます。
次は、特別用途食品の品質管理に関する調査結果についてご報告します。
10月12日に事業者が定期的に行っている外部試験機関での試験結果の報告を当消費者庁から各事業者に依頼し、10月21日を締切りとしてお願いしていたところですが、全16社から64品目についての報告を受けております。
しかしながら、そのうち1社の1品については、最新の分析が今月末になるということでございますので、来週再報告を受けることとなっています。
当庁としましては、現在、既に正式な形での報告を頂いている63品目についての精査を進めているところですが、来週再報告を受ける1品を含めて報告内容を精査し、来週水曜日のこの場にてご報告させていただく予定といたしております。

2.質疑応答

NHKの阿部と申します。
特別用途食品があってトクホも今日が締切りだと思うのですけれども、トクホのほうに関しては既に報告が来ているのか、今日が締切りということでまだ来ていないのか、状況がどの程度分かっているのか教えてください。

トクホの関与成分に関する調査の締切りは本日でございますので、現状をご報告します。
本日、午前までの段階で日本健康・栄養食品協会(日健栄協)さんからのご報告をいただいておりまして、195社の結果を回収したとのことでございます。
内容については、本日夕方には日健栄協さんから詳細なデータを受け取る予定としておりますので、消費者庁においてこのデータの精査を行った上でご報告してまいります。

データマックスの木村です。
特用のほうで63品目の精査を進めているというところですけれども、今のところ何か問題があるというような部分というのは見つかっているのでしょうか。

まだ中途でございますが、これまでの段階でデータの問題は見つかっておりません。引き続き今週精査を進めてまいります。来週再報告を受けるものについても、最新ではない数字はありますので、できる限りの検討は進めてまいりたいと思っています。

63品目については、その最新の分析方法で各社が確認したという理解でよろしいですか。

はい。確認したとのことなので、そのデータを精査中でございます。月、火、水とまだ3日ですので。

共同通信、平田です。
今の特別用途食品の関係ですけれども、この残る1社の1品目はくくりで言うと病者用なのか、どういったくくりのものですか。

大きく言いますと、病者用の食品ということで報告を受けております。

病者用は個別評価型と規格基準型がありますけれども、どっちになるのですか。
食品表示企画課

規格基準型のものです。

自社での品質管理は最新もしているということで聞いております。今月中には出るということで、来週月曜が今月末ですので、来週の水曜日には64品目あわせてご報告できるかと思いますので、それに向けて今努力中です。

細かくて恐縮なのですけれども、このデータの問題は見つかっていないという点ですけれども個別評価型だけ、たしか栄養成分が関係していて、残りは品質管理上の問題点かと思うのですけれども、その二つの意味での問題は見つかっていないということでよいのか。
食品表示企画課

品質管理のところで通知にありますように、自社だけではなくて外部の試験検査機関にも出して、きちんと品質管理をしてくださいということを申請書に盛り込むという形になっています。
それについての結果を出していただいておりますので、中身についてデータの規格基準に合っているかというのも今、精査中ですので、それは次回どうだったかというところをご報告させていただく予定としております。

今のところ大きな問題は見つかっていないということですね。
食品表示企画課

はい。

朝日新聞の藤田です。
同じくトクホのことについてですけれども、この195社から回収されてらっしゃるということですが、その団体いわくでよいのですけれども、今のところ問題があるというふうに報告をしてきたというのは含まれていないという理解でよいですか。

そのとおりです。消費者庁でも確認をしてから正式なご報告をと考えています。

あと、この195社については、何品目かというのは聞いていらっしゃいますでしょうか。

相当数だと。確かに品目が皆さん方も気になるところだと思いますが、番号をホームページに出していますが、約1,200を超える数字はもうカバーされているという理解です。

そうですか。それは失効届はされたものも含むということでよいでしょうか。

失効届をどう出してくるのかは、まだ把握し切れていません。

分かりました。そもそものところですけれども、今回その失効届を出すものに関しても、一応、最新の調査結果を求めているという理解で良かったですか。

そこは企業が判断しているのだと思いますけれども。

食品表示企画課

今回から販売しているものと販売していないものをまずはご報告いただきまして、販売しているものについては必ず最新の分析結果を提出していただくと。販売していないものにつきましてはデータがあれば付けてくる企業はあると思います。

もし分かればでよいのですけれども、トクホで今販売していないものというのはどのぐらいの割合を占めているかとか、分かれば教えていただけないですか。

今は販売していなくても、またフレーバー違いで出したいというものもあるということを私は聞いております。

食品表示企画課

平成26年、2年前の報告では約600件、その当時販売をしていないものがあったと聞いておりますけれども、今回のものにつきましては、本日夕方の報告をもって販売していないものというのは確定いたしますので、それについてはまた後日公表させていただきたいと考えております。

共同通信、平田です。
これはあと残り何社なのかというところを確認したくて、確か210社ぐらいという話だったのですけれども、団体のほうは約200社だと言っていてですね。

私も約200社だと。かなり年数も経っていますので、企業が合併しているというのもあったという話があります。

正確な数字というのは分からないですか。201だとか、だから残り6社だとか。

今、正確な数字で聞いているのは、回収できたものは195ということだけでございます。

残り何社かは正確には分からないですか。

日健栄協さんに確認されるのであれば……。

ニッポン消費者新聞の丸田です。
トクホについて長官は以前、この調査を受けた後、前倒しでトクホの買上げ調査ということをおっしゃっていました。それで買上げ調査というのは、もう既に調査結果を踏まえた上で必要とあらばということでの買上げ調査なのか、それとも……。必要とあらばではない。

そうです。具体的にどうやるかについてはこの調査結果を見てから。

買上げ調査自体がもう規定でやるということではなくて、その調査結果を見てやると。

まず、来年の4月以降はやるつもりでおりましたので、何らかの形で来年の4月以降やることは変わっておりません。それをどの程度、どういった形で前倒しでやるかについては、調査結果を確認してから具体的に検討したいと思っています。来年の予算については、もうそういう方向で準備をしているので、ということです。調査を今年前倒しでするとなったら、相当いろいろな調整が必要になってきますので、今の段階であまり明確なことは申し上げられなくて申し訳ないと思っています。

分かりました。あと午前中に消費者委員会の河上委員長の会見がありました。その中で消費者委員会は4月にトクホに関係しているものなのですが、建議を行っていて、その建議の中ではいろいろ提案されています。その対応についての報告が10月。それは今回のこの調査の後で出るということで遅れるのか、それとも建議に対しての建議として報告は出されるのか。

報告の準備をしていることは確かです。いずれにしても10月末なので、10月末までに精査が終わるかどうか分かりませんが、終わっても終わらなくても委員会にお約束しているご報告はするということで動いております。その中の一つに、来年度からの買上げ調査も入っています。

それとあともう一つ、特別用途食品の件です。一品遅れているということですが、もともと特別用途の締切りは9日間だったと思うのですが、短期間だった。その前提は、要するにデータを持っているだろうと。データを持っているだろうということ、定期的な準備をしているだろうということでしたが、遅れたのはその要請をされた後で試験を始めたのか、それとも何か別な理由があるのか。

報告を受けている限りですけれども、自社の数字はあったと。若干古いものではあるものの、外部機関の数字もあると。そして、最新のものが出るのは今月末ということです。お願いした日付と最新のものを依頼した時期の前後とかは、私はその会社と直接話していないので、まだ確認していません。

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