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板東消費者庁長官記者会見要旨
(平成28年2月17日(水)14:00~14:25 於:消費者庁6階記者会見室)

1.発言要旨

それでは、私の方から最初に2点お話し申し上げたいと思います。
第1点は、「海外事業者とのインターネット通販におけるトラブルに御注意」という注意喚起の公表についてでございます。
近年、海外事業者と消費者との間のトラブルに関する相談が増加傾向にあることから、本日、海外事業者とのインターネット通販におけるトラブルについて、消費者の皆様に向けた注意喚起を実施し、消費者庁ウェブサイトに公表いたしました。
こちらを御覧いただきたいと思いますけれども、今では誰もが気軽にインターネット通販を利用できますけれども、海外事業者とのインターネット通販におけるトラブルというのがいろいろ起きておりまして、中には深刻なものも多くなっております。
特に模倣品が送付されたとか、それから商品自体が送られてこなかった。あるいは、違う商品が送付されたというようなものも、かなりの割合で出ております。
この海外事業者との間でトラブルが起きた場合には、言葉の壁や商習慣の違いなどから、国内事業者の場合より解決が難しくなることがございます。
この表を御覧いただきましても、事業者から外国語で連絡が来たために、思うように交渉ができなかったというのが出ておりますし、また、連絡しても返事が返ってこなかったとか、連絡がつかなかったというようなものもあるわけでございます。
ウェブサイトの表記が日本語であっても、国内事業者であるとは限りません。また、相手が国内事業者か、海外事業者かにかかわらず、インターネット通販一般に関する注意事項もございます。消費者庁では、こういったチェックポイントを整理いたしまして、消費者の皆様にはトラブルに遭わないように、インターネット通販を利用する際には、あらかじめチェックポイントを確認していただくようにお願いをしたいと思います。
海外事業者かどうかということで、先ほど申し上げましたように、ウェブサイトが日本語で書かれているからといって、国内事業者であるとは限らないということでございます。このあたりの点についても確認いただければと思いますし、下にございますように、インターネット通販一般に関する注意事項もあわせて確認していただきたいと思います。
更に、海外事業者との間でトラブルに遭った消費者のための相談窓口として、国民生活センターに越境消費者センター、CCJが設置されております。これも消費者庁のウェブサイトでも御紹介させていただいております。もしトラブルに遭ってしまったら、こちらに相談することを御検討いただきたいと思います。
また、消費者ホットラインを通じて、こういったCCJなどへの御相談について、更に御相談いただくということもできますし、それから、悪質な海外ウェブサイトについては、消費者庁のウェブサイトにおいても、300余りの悪質な海外ウェブサイトについての情報を掲載させていただいておりますので、そういった点も御確認いただければと思います。
1点目は以上でございます。
それから、2点目は、3月に徳島県において実施予定の、試行的な滞在についてでございます。
消費者庁等の徳島県への移転の御提案につきましては、3月に消費者庁職員が徳島県名西郡神山町に滞在をし、課題を確認することとしております。
詳細は、現在まだ検討中でございますけれども、現時点では、3月13日の週に、私を含む職員9名が徳島県において業務を試行、行う予定としております。
現地では、神山町にある神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックスを拠点といたしまして、テレビ会議システムの活用を含め、通常業務ができるかどうかを検証するとともに、あわせて徳島県の御提案にもございます、実証フィールドとしての徳島県の状況についても見てまいりたいと考えております。
詳細については、また決まり次第、逐次お知らせをしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
私の方からあらかじめ申し上げるのは、以上の点でございます。
よろしくお願いします。

2.質疑応答

朝日新聞の毛利です。
徳島の関係でお伺いしたいのですが。職員の9名のうち、どんな部署の方が行かれるのかということをまず一つ。

広く業務について見てきたいと思っておりますので、幅広い業務、試行を行えるような体制で行きたいと思っております。特定の課についてというのではなくて、できるだけ幅広くということで考えていきたいと思っております。

例えば、どんな課のところが行くのかというところが、イメージが湧かないのですが、取対課とか。

消費者庁はいろいろな業務がございますので、それぞれに関連した課に、職員に行ってもらって、全体の業務について確認をしていきたいと思っております。
特定の課や個人については、業務の関係で交代になる可能性もございますので、今の段階でお答えをさせていただけないということで御了解をいただきたいと思います。

日程は、13日から何日までになるのでしょうか。

まだスケジュールの細かい点を詰めておりませんので、1週間ぐらいということで。

13日から1週間程度。

はい。

9名は、13日から1週間、全員が滞在するわけではなくて、途中で交代するのですか。

職員によっては、こちらにいなければいけない業務の場合に、ちょっと短く切り上げるとか、あるいは後から来るとかということもあり得ますので。

延べ9人になるのですか。それとも交代で、必ず9人体制で。

必ず9人ということではなく、一応延べで考えてはおります。若干そこのところは、先ほど申しましたように、業務の都合がどうなるか分かりませんので、人数も含めて増減はあり得るかと思います。

職員によっては、2日ぐらいで切り上げる職員もいれば、1週間でという職員もいるという認識でよろしいですか。

はい。

あと、徳島の実証フィールドを見たいというのは、具体的に言うとどんなことを見るということなのでしょうか。

徳島県の方からは、いろいろ徳島の消費者行政というものを、あるいは徳島県のいろいろな現地の状況というものを、実証フィールドとして、消費者行政の向上というものにつなげていくことができるのではないかという御提案をいただいていると思いますので、徳島県での取組であったり、様々な資源、例えば施設であったり、プログラムであったり、人であったり、そういったものについてどういうような資源があるのかということについても含めて、確認をさせていただくということでございます。

例えば、県庁とか、鳴門庁舎とか、移転候補先とされているところを視察というか、見に行くという予定はあり得るのでしょうか。

もちろん、そういったところについても確認する必要があると思います。そういうところ以上に、徳島県の中に、例えばいろんな機関なり、あるいはプログラムなり、そういったものでどういう取組、資源があるのかということも見せていただく。ハード、ソフト、ヒューマンにわたってということで、資源を確認していくということだと思います。

今の段階で、向こうで行う業務として、前もおっしゃっていた、記者会見はテレビ会議を通じて行うというのは、もう予定としては組み込まれそうなのでしょうか。

はい、それはやりたいと思っております。

ほかに何か、今の段階でこういう業務をやりたいというのは、決まったものはありますか。

もし、その期間の中に、例えば、検討会とかそういうものが入れば、それを結んでみるということは、可能であればやりたいと思っています。それ以外の日常的な業務、こちらの方との打合せとか、そういうことも含めて、いろいろ幅広くやらせていただくということでございます。

最後に、泊まる場所はどこになるのでしょうか、職員が。

神山町に、泊まる施設があります。

川の前にある宿泊施設というか。
総務課広報室長

そうですね。名前は失念しましたけれども、向かい側にあるところを中心にと考えています。

分かりました。

もちろん神山町にずっといるというわけではなくて、さっき御質問ありましたけれども、県内いろいろ、県庁その他も含めて、行かせていただくということもあるかと思います。

日経新聞の近藤です。
職員が9人なのですが、どのレベルの方が、課長レベルの方が行って固めるとかですね。

いや。

それとも、若手とか、ならすとか、男女比どうするとか、そのあたりを教えてください。

そういう形から入っているわけではありませんけれども、現実に、御承知のように、今、法案を出そうとしているとか、あるいは4月から景表法等の改正法の施行の準備とか、いろんな業務を並行しながらでございますので、それぞれの課の責任者を出すというのは、この時期はちょっと困難だと思っております。それは私が代表させていただきたいと思います。

ちょっと今、中堅というのか、どう、若手……

若い人も含めてということはあると思います。

それで各課の業務が通常に、通常というか、できるかどうかというのを洗い出すという理解でいいですか。

各課の業務を全部代表するわけにはいきませんので、その一部ということになりますけれども、できるだけ私自身は幅広く全体を見渡しながら検証していきたいと思っております。

長官含めて9人ということですね。長官含めて9人ですね。

はい。

じゃ、ほかの8人の方は手を挙げられたのですか。行きたいという形で手を挙げられたのか、それとも、ピックアップするような形になっているのか。

もちろん手を挙げた方もいらっしゃいますし、いろいろ全体をバランスとりながら、幅広く見ていけるようにということで、こちらの方から偏らないようにということで、この分野ということで、お願いをしたりしているというのもございます。誰か特定の人に決め打ちというのではなくて、分野が偏らないようにということで、そこのところは配慮していただきながら、ピックアップしているということでございます。

女性職員は何人かいるとか、そういうバランスもとっていらっしゃるのですか。

恐らく女性職員も行ってくださると思います。ただ、先ほどから申しましたように、直前までいろいろ動く可能性がありますので、今はちょっと個人的な属性というのは決め打ちできないということで、お許しいただきたいと思います。

はい、分かりました。
共同通信の平田です。
関連ですけれども、テレビ会議の試行とか、実証フィールドの何か視察とか確認とか以外に、例えば何か具体的に通常業務の中で、例えば決裁書を、決裁が必要なものをとりあえず徳島から送ってみるとか、そういった……

通常業務の範囲で。特別のことをするわけではありませんけれども。

通常業務と言われても、僕らは公務員じゃないので、ちょっとイメージが湧かないので、何か試してみようと現時点で思われている最低限のことを幾つか挙げていただけると有り難いです。

通常業務ということですと、例えばいろいろな検討会などに出て、いろいろな御意見などを聞くというのももちろんありますし、それから、例えば法執行業務その他に関しては、その都度いろいろな分野での打合せというのがあります。部内での打合せ、それから、もちろん決裁とか、そういうのもございます。そういう検討したり決定したり判断したり、それから、いろいろな審議のための場などがあるときには出席させていただいたりというのもございますので、私自身にとってはそういう業務がありますし、ほかの職員のそれぞれの分野で必要な業務がどれぐらい出るのか、そういうところを見せていただくということだと思います。

時事通信の今泉といいます。
今回の3月の1週間の試行勤務の検証ですね。どういう課題があるのか、どういうところでメリットがあるかという、そういう検証はどれぐらいかけてまとめられるのでしょうか。

これはもう全体の話もございますので、今ちょっと私の方から何か申し上げにくいかと思います。

あと、大臣が国会答弁などで、夏にもこのような形の試行勤務、もうちょっと大規模な形でされるというふうにおっしゃっているのですけれども、これは7月とか8月とか。

まだ、3月の試行をやって、それから後、どういうことをどういう形でというのが決まってくるかと思いますけれども、大臣がおっしゃっているように、夏の期間、夏というのは国会もない期間ということだと思いますので、そういったときに少し、今回1週間ですけれども、それはちょっと長めの形でやらせていただくということは考えたいと思います。今回いろいろな課題の整理その他をさせていただくということはありますので、そういうことも踏まえながら夏の試行の形というのは決まってくるかと思いますけれども、ちょっと今は確たることを検討しているわけではございません。

分かりました。
NHKの阿部といいます。
すみません、非常に短い時間の滞在だと思うのですけれども、検証出来る課題と出来ない課題もあると思うのですけれども、これらの出来、何が今回の検証の課題のテーマで、逆に、出来ないものはどういったものと考えているのか。

テレワークを中心としながら、今回検証させていただくということになるかと思いますので、そういうことになじむもの、なじまないものということの検証も合わせてしていくということだと思いますし、そのほかいろいろ、先ほど申しましたように、実証フィールドとしての徳島県の状況ということを見させていただくということであります。短い期間ではありますけれども、ポイントのところはそれなりに整理できるのではないかと思っております。

移転の課題で、他省庁との連携とかというのは非常によく言われると思うのですけれども、今回、滞在では、そこまではできないというふうに考えるのか。

特に設定されているわけではありませんけれども、職員の業務の中で、どれぐらいそういうことが出てくるのかということも合わせて検証すると思います。

すみません、実証フィールドの確認ですけれども、徳島県での何か、相談員の方がどうやって相談に応じているかというようなことを見たりとかということなのでしょうか。そういった相談対応現場とか、そういったことなのでしょうか、実証フィールドとは。

徳島県からの御提案がもともと実証フィールドと言っておられ、これは消費者行政のいろんな課題、それに対する取組、そういうものについての実証フィールドとしての地方の最前線に立地をしていくということのメリットというものを言われているかと思います。ですから、その実証フィールドとして、消費者行政にとってどのように機能強化ということができるのか、できないのか。そういった点について、現場における様々な取組とか、あるいは、いろいろな資源というものを見せていただくということだと思います。そういう中で、先駆的な取組を行われているものについても、いろいろ見せていただければ有り難いと思います。

総務課広報室長

補足しますと、いろいろ見るところはあると思うのですが、時間もある程度限られている中で、どれだけ見れるかといったところは調整しているところもございますので、また、詳細が決まりましたら、逐次お知らせしていきたいと思います。

抽象的に言えば、実証フィールドとしてというのは、全国の消費者行政のために、徳島県で仕事をするということによって、その向上にどうつながっていくのかという視点に立って、どのような先進的な取組が可能なのかというところを、そういう視点に立って見せていただくということだと思っています。

朝日新聞の毛利です。
13日は日曜日ですけれども、日曜からどういう業務をされるのですか。

日曜日に徳島で業務をするわけではないです。

13日に現地入りするという意味ですか。

はい。

14日から通常に、時間内にやると。

はい。もちろんほかの職員で、例えば徳島で何か会合に出るとか、そういうのがあるとすれば、日曜日からということもあるかもしれませんけれども、まだ、具体的なそういう日程をつくっているわけではありませんので、13日は、現地入りするということで、行って準備をすることになるかと思います。

間借りするところは民間企業と一緒に机を並べてやるようなイメージですか、それとも、ちょっとどいてもらう形になるのか。
総務課広報室長

このオフィス自体はふだんから、民間企業の方が入られていますので、そこは特にどいていただくということは考えておりません。

セキュリティーは。
総務課広報室長

部屋も一緒とかそういうわけではないと思いますので、そういうところも留意しながら、やっていきたいと思っています。

じゃ、同じ建物内に民間企業、IT企業などが働いていて…
総務課広報室長

そうですね、実際そのときにいらっしゃるかどうかというのは、私には分からないですが、いらっしゃるのであれば、特に出て行ってもらうということは考えておりません。

前の大臣は、行政文書とか、それを電子化してやりとりできないかという話だったと思うのですが、具体的に何か、向こうでは紙ベースでは仕事をしないとかそういうことも考えていらっしゃいますか。

結局、例えばセキュリティーの十分なそういうシステムを、今回のためにつくれるわけではありませんので、その中で、やれることとやれないことというのはあるかと思います。

細かいのですが、朝食とか夕食とかはどうされるのですか。

すみません、ちょっと分かりません。

ずっと神山町にこもることになりますか。

朝晩はいるかと思いますけれども、日中はいろいろ出かけたりするのもあると思います。
申しわけないですけれども、まだ今の段階では最初の入る日が決まって、大体の人数というだけで、余り細かいことはこれからということでございます。
また詳しいことは決まった段階で逐次報告させていただきたいと思います。

共同通信の平田です。
その間借りするところは、行ったことないので分からないのですけれども、古民家を再利用しているようなところですか。そこの古民家を。
総務課広報室長

すみません、そういう古民家を再利用とかそういうところまでは分かりません。

調べたら、何か神山町、サテライトオフィスとかでやると、古民家を企業が入ってやっているとか。
消費者教育・地方協力課

古民家とは別のところです。縫製工場だったものを再利用しているところです。

まだ余り具体的な把握が十分できていないところがあって申し訳ございません。

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