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板東消費者庁長官記者会見要旨
(平成27年11月25日(水)11:00~11:13 於:消費者庁6階記者会見室)

1.発言要旨

それでは、私のほうから最初に2点申し上げます。
第1点目は、「食品表示の適正化に向けた取組について」でございます。
昨日、「食品表示の適正化に向けた取組について」公表させていただきました。食品の流通量が増加をする年末において、食品の表示・広告の適正化を図るため、消費者庁と都道府県などが連携し、取締りや表示の適正化などに向けた取組を行うものであります。
具体的には、年末における食中毒等の健康被害を防止するために、毎年、保健所などが行う食品衛生の監視指導の強化時期にあわせ、食品表示についてもその信頼性を確保する観点から、都道府県等における取締り強化を全国一斉に実施するものです。
また、一斉取締りの実効性を確保する観点から、消費者庁においては、食品表示の適正化に係る普及資材を活用し、例えば保健機能食品、あるいは健康食品などについての表示の適正化の推進、また、バランスのとれた食生活の重要性の普及啓発、産地直売所などにおける食品表示制度の普及啓発などを図ることとしております。
それから、2点目は、「食品のインターネット販売における情報提供の在り方懇談会の開催について」でございます。
本年4月に食品表示法が施行され、食品を摂取する際の安全性の確保及び自主的かつ合理的な食品の選択の機会の確保という法律の目的に沿って、食品の容器包装の表示から消費者が直接得られる情報をより充実させたところであります。しかしながら、インターネット販売においては、購入時に消費者が食品を直接手に取ることができないため、消費者が食品の容器包装に表示されている情報を確認することができない場合があります。
その一方で、ネットスーパー等のインターネット販売は、今後も成長が見込まれる業態であり、消費者の利用が一層増加していくことが予想されております。
このため、インターネット販売においても、食品の容器包装に表示されている情報を消費者ができるだけ確認することができるよう、新しい食品表示制度の開始にあたり、インターネット販売での食品に関する情報提供の在り方について検討する必要があると考えて、「食品のインターネット販売における情報提供の在り方懇談会を開催することといたしました。
第1回の会合は、12月4日金曜日午前10時から三田共用会議所の大会議室で開催をいたします。
以上の2点でございます。よろしくお願いいたします。

2.質疑応答

朝日新聞の毛利です。
インターネット販売の表示の問題について、どのような論点が考えられるのでしょうか。

食品表示法は直接には容器包装における表示ということでありますので、インターネットその他で広告表示されている中身について、直接規制していくということではありません。ただ、インターネットによる販売は増えてきているわけでありますけれども、やはりインターネットによる情報を得て、購入していく消費者にとって必要な情報、例えばアレルゲンの問題、あるいは栄養成分の問題があります。また、これはインターネットではいろいろな制約がある部分だと思いますけれども、例えば消費期限の問題はどういうふうに扱われていくのか。特に、安全性に係る事項などをはじめとして消費者にとっては選択の上で必要な部分がインターネットできちんと提供されてくるかということは、食品の選択の上で大きいことではないかと思います。
もちろん、事業者にとっても、適切な情報を提供していくことにより、インターネット販売を更に利用していただく、拡大していくということもメリットがあるということだと思います。一方で、実効性の問題をどういうふうに考えていくのか。それから、インターネットの特質に合わせて、例えばより積極的に情報を提供しなければいけない点もあるかもしれません。
そういった様々な論点が考えられるわけでありますので、我々としてこういう問題はというふうに具体的に絞っているわけではございませんので、今後、この懇談会の委員によりまして積極的な課題の御指摘を頂きながら検討を進めていきたいと思っております。

関連の追加なのですけれども、その懇談会のスケジュールというか、いつ頃までにまとめて、それをどう実効性を持たせるのか、どういうふうに担保するのか、そこら辺の現時点の見通しをお願いします。

今年度で終わりにするわけではなくて、来年度にかけて検討を進めていきます。その成果というところについては今の段階で予測はできないと思っております。

もう1点ですが、食品表示の適正化に向けた取組のほうですけれども、重点的な取組というのは幾つかありますけれども、年末一斉取締りする際に、この項目をチェックしてくださいというニュアンスなのか、重点的な取組について何かもう少し体制が手厚くされたり、そういうことはあるのでしょうか。

これはあくまで一斉取締りの際に、特に今回はこういうポイントをぜひ見てほしいという監視事項を重点ポイントとして示させていただいております。もちろん、それぞれ非常に重要なことでありますので、このとき限り重要だという話ではございません。特に重点を置いて見ていただきたいという点について示させていただいているということでございます。

その結果というのは、何かまとめたり、公表したりする予定はあるのでしょうか。

これは夏と年末の時期にやるわけでありますけれども、それが各県で行われた結果など、最終的には取りまとめて、ウェブサイトで取りまとまった段階で公表させていただきます。今回についても、取りまとめられた段階でウェブサイトに掲載させていただくことになると思います。

例年のものプラス、例えば保健機能食品と紛らわしい名称等の部分では何点ぐらい該当しましたとか、そういうような話ですか。
表示対策課

公表内容につきましては、過去以来同じようなフォーマットで公表させていただいておりまして、各都道府県、保健所等での取組が非常に多岐にわたるものですから、それを集合した形で公表させていただいておりますので、割とコンパクトな形にさせていただいております。よろしくお願いいたします。

共同通信の平田です。
今の関連なのですけれども、一斉取締りで機能性表示食品というのは特に対象ではないのですか。

機能性表示食品も含まれています。先ほど申し上げましたように、保健機能食品という用語の中には、トクホとか機能性表示食品、栄養機能食品を総称してそういう言い方をしているということでございます。その他のいわゆる健康食品についての表示についても見ていくということでございますけれども、保健機能食品という用語では先ほどの3つということでございます。

機能性表示食品での一斉取締りというのは初めてですか。

夏の段階でも機能性表示制度は既にスタートしていたわけですけれども、特に健康食品その他に関しては、表示の問題というのはきちんと意識をしていただく必要があると思いますので、今回は重点としてあげさせていただいております。

話題が戻るのですが、最初のインターネットの関連でスケジュールですが、昨日公表された資料では来年の秋を目途にまとめるとあったのですが、それでよろしいですか。
食品表示企画課

昨日、プレス公表させていただいたとおり、平成28年の秋を目途にまとめることを考えております。スケジュールにつきましては、第1回の懇談会で委員の方にお示しをしまして、検討したいと考えております。

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