阿南消費者庁長官記者会見要旨
(平成25年10月23日(水)11:00~11:08 於:消費者庁6階記者会見室)

1.発言要旨

  私からは2点あります。
  まず、食品ロス削減に関する意見交換会の開催についてです。
  まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる食品ロスの削減につきましては、昨年7月に食品ロス削減関係省庁等連絡会議を設置し、消費者庁が関係省庁と連携しながら取り組んでまいりました。
  具体的には、これまで食べもののムダをなくそうプロジェクトというウェブサイトを開設したほか、周知啓発パンフレットの作成、啓発動画の配信、地方消費者行政活性化基金、国と地方のコラボレーションによる先駆的プログラムを活用した地方自治体への支援などを行ってきました。この取組を消費者団体や事業者などの協力を得ながら更に進めるため、消費者庁において食品ロス削減に関する意見交換会を開催いたします。第1回の会合は10月28日を予定しています。
  この意見交換会では、食品ロスの現状や課題等について意見交換を行い、消費者に対する効果的な普及啓発方策等について御検討いただくことにしております。また構成員は、学識経験者、消費者団体、食品の製造・流通・小売り関係者及び広報関係者等としております。
  次に、消費者庁の越境消費者センター(CCJ)の相談事例集の公表についてです。
  消費者庁では、平成23年11月にこの消費者庁越境消費者センターを開設し、海外ショッピングでトラブルに遭われた消費者からの相談を受け付けています。このCCJに寄せられる相談件数は、右肩上がりで増加し続けており、開設からの累計件数は5,000件を突破しております。
  海外ショッピングでのトラブルは、言語や法律、商習慣等の違いから解決が困難なケースが多く、消費者自身が十分な注意を払い、トラブルを予防することが重要です。このため、CCJでは、消費者から寄せられた相談のうち、相談が多く寄せられている事例や、特に注意が必要な事例等についてトラブルの概要、消費者へのアドバイス等をわかりやすく解説した相談事例集を本日公表することといたします。消費者の皆様におかれては、これらの情報を参考にしていただき、海外ショッピングに関するトラブルに巻き込まれないように御注意いただきたいと思います。
  なお、今回公表する事例は4件ですが、今後も大きな消費者トラブルが発生した際には、随時相談事例を追加し公表してまいります。
  詳細につきましては、本日公開予定していますCCJウェブサイト上の相談事例を御参照いただきたいと思います。
  以上です。

2.質疑応答

読売の崎田ですが、阪急阪神ホテルズのレストランメニューの誤記表示の問題ですけれども、消費者庁に報告があったようなのですが、いつごろ受けて、その問題の受け止めについて長官の認識を教えてください。
阪急阪神ホテルズが消費者庁に報告したと述べているとすれば、それを否定するものではありません。ですが、個別にどういう取扱いをするかということについてはコメントすることができません。一般論としては、当事者からよく話を聞いて、事実関係の把握に努めることとなりますが、個別の事案に関わるものでありますので、現段階でこれ以上のコメントは差し控えたいと思います。
ホテル側は7日に報告したと言っているのですが、今のお話だと、否定するものではないということなので、それはそういうふうに受けとめてよろしいでしょうか。
はい。
一般論としてのお話でしたけれども、調査するのはこれからということで、情報収集を続けるという、そういうことですか。
それも、なかなかお答えできないのですが、やはり一般論で先ほど述べましたように、端的に言えば、事実関係を把握するということになります。
その問題というのは、6月ぐらいにプリンスホテルだとか東京ディズニーランドのホテルで同じような問題が出ていますけれども、それについて長官はどのように思いますか。
それも同様のことだと思います。事業者が自主的に社告を出しております。そうしたことは、景品表示法の遵守を図る上で必要なことだと考えております。
共同の橋本です。
  同じ件で、7日に報告したと、お話のやりとりの中で多分そういうことだろうと思うのですけど、それ以前には消費者庁には全く情報はなかったんでしょうか。
ないです。
では7日が初めてということですね。それ以前にはないということですか。
そうです。ありませんでした。
朝日新聞の小泉です。
  同じ件で、個別の件というわけではなくて、そういう一般論として、こういうホテルで食品を出すときに、本来とは違う、何かいいように見せるというふうなことが結構起きているわけじゃないですか。その事象についてはどのように思われますか。
それはそういうことがはっきりと確認されれば、それなりの行政指導なり措置なりを採ことになります。去年でしたか、四国の道後温泉に所在するホテルで、国産の「ぼっちゃん島あわび」が提供されるかのような表示をしていたけれども、実際は外国産だったという件がありました。それに対しては措置命令を出しています。そのようなことになります。

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